Past Kimagure

        〜 2006年8月のKimagure 〜



  なんと!8月はこんなに早く更新!!こりゃ、雪降るかな?
って山の上では8月でもホントに降りますカナディアンロッキー。
雪が地層にうっすら積もった姿がいい感じなんだな〜。

ま、この時期に山頂付近に積もった雪なんていうのは気温が上がって
またすぐに融けちゃうわけです。秋が深まるにつれて残っていることが多くなるわけで。
そう考えるとこの降雪後に観光のツアーが入って、
そのいい感じの山を眺めることが出来るってのはガイドにとってもうれしかったりします。
実際今回の画像の前日ツアーだった人は悪天候で真っ白だったらしい…。


奥のビクトリア氷河に新雪


ボウレイクに波が少なく映り込みが見られた


レストラン・クロッシング駐車場から見えるマーチソン山も山頂付近が白い!


ビッグヒルから見ても地層に積もった雪が綺麗だ〜
  この日ボウレイクや大氷原で会った同じ会社の先輩でもあり、
冬はサンシャインスキー場のイントラでもあるM氏、顔にやけてますって!
7月には「あと4ヶ月だね〜」 8月なると「朝晩冷えてきたね〜、あと3ヶ月だね〜」
冬が待ちきれないんですね!…って自分も一緒になってニヤついてますけど。

  「おこわ屋」はち復活!?
  多分憶えていらっしゃる方もいることでしょう。
2003年夏、自分は日本の某百貨店地下食品街で「おこわ」売ってました。
いや、だからってワケじゃないんですけどね、カルガリーで仕入れたもち米があって、
日本からの救援物資に山菜水煮なんてものがありまして気になっていたわけです。
休日のある日「山菜おこわ・作り方」で検索してみたらあるレシピは
「炊飯器で炊けます」なんて言ってる!で、ちょっとアレンジして作ってみました。



  いや〜、これはうまかった!!またやろうと心に決めた一品。
おかずは奥さんのリクエストで鶏のから揚げ。
こちらは2004年夏、ウィスラーの某日本食レストランで焼き場担当として揚げてた。
しかし電気コンロ&ちっちゃい鍋の組み合わせはいただけない。
鶏を入れると油の温度が下がっちゃってカラッと揚がってくれない。
ちょっとベタっとして最高といえる味ではなかったな〜。ま、でも見事に完食。

  カスケード山(2998m)登頂
  今年の夏、奥さんと一緒にこれはしようと目標に掲げていたことに、
昨年夏には登らなかったバンフの象徴的山の一つと言われる
カスケード山登頂があった。休日の重なった今回、登ってきました。
森林限界ちょっと手前まではハイキングトレイルを行く。
そしてスクランブル開始となるわけだけれども、人気のあるトレイルなので
先人の踏み跡や作られたケルンがたくさん残っている。
逆にこれが曲者で何も考えずに辿っていると後で苦労することになったりする。
今回登りは難なく登っていったが、帰りに膝が痛くなった時に
「痛ぇな〜」なんて思いながら跡を辿っていたら、
危うく全く別の尾根を降りることになる所だった。怖い、怖い。


はるか北まで谷間は続く…


夏のノーケイスキー場も見える


マーモットくんに遭遇


頂上一歩手前でバンフの町を見下ろせる


山頂からはランドル山やバンフの街の谷間を見下ろし、


レイクミネワンカをはるか上から眺め、


ボウバレイ(東方面)も見渡せちゃう!!
  いや〜、「何とかと煙は高い所が好き」と言われようとも、
やっぱり高い所に登っての眺めはいいもんだ。
そう言えば、自分達の山頂滞在中に段々空気が白んできた。
後から登ってきた人の話しによるとBC州で起きている山火事の煙だとか。
ホントかどうかは分からないけれど、良く見えるうちに登頂できてラッキー!!

  実はこの上まで8月7日の時点で作成。
そして8月8日には大氷原観光で訪れる場所にあるアサバスカ山に登る予定で、
ここに登ってから更新だ〜〜!!なんて思っていたら翌9日から忙殺。
一日2業務は当たり前状態で連日遅くなっていて更新できなかった〜。
明日は久し振りの一業務のみ、大氷原観光。ちょっとだけ時間を取って更新中。
でも画像加工してレイアウトしての時間は取りたくないので……



次回予告!! アサバスカ山で遊ぶ!
    &一年以上振りのある体験!      


こんな感じでいってみたいと思います。2つはネタがあるってことですね。(笑
 

「次回予告付き」なんて初めての試みで期待感煽りません?
え?、煽らない?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 。

とりあえず昨日のヨーホー国立公園観光時の画像を載せて今回は締めちゃいます。


山に残る雪が減ったな〜。


エメラルドレイクも綺麗だったから撮影!


エメラルドレイクでカヌーを楽しむ親子もいい感じ

  今年は5・6・7月とモレインレイクの画像を更新しているし
ここまできたらモレインレイク画像は観光に行ったなら毎月更新の勢いです。
水量や残雪、そして湖の色の移り変わりを感じてみてくださいね。

そういえば数日前、仕事に向かう時車のフロントガラスが凍っててガリガリ削りました。
「8月でこれかよ!」と思いながら…。
確実に冬の足音が近づいてきますね。ロッキー寒くなるのちょっと早過ぎかも?
                                      8月16日


 
  予告更新、8月も後半になって休みこそ無いものの半日仕事の日なども出てきて
チビチビと作ってきたものを何とか月末に更新です。はじまり、はじまり〜!!

  アサバスカ山に登る!そして…


アサバスカ山 標高3491m (下山後に撮影)
  前回の更新時に予告したアサバスカ山、登ってきました。
この山はロッキー観光に来た多くの方が参加する大氷原観光の際、
アイスフィールドセンターからアサバスカ氷河に向かって左に見える山。
標高3491mといっても登り始めが2000m近いので、約1500mの標高を登れば
3500m近い頂上に立ててしまうというお手ごろな山。
ノーマルルートで行けば氷河の上を歩く山としては比較的簡単とも言われる。
クランポンやアイスアックスを使って歩いたことの無い自分には
道具の使い方を憶えるのにもいいし、ツアーで良く訪れる場所なので
登っておくと話のネタにもなっていいということで仲間3人で計画。


氷河上で朝焼け 紅一点のJunkoさん


リーダーAkiraくん 
  バンフ出発は夜中の1時。山の麓に着いたのは3時45分。
それから準備を整えて登り始めは4時15分。もちろんまだ真っ暗。
ヘッドランプの灯りを頼りに歩くが結構すぐに目が利くようになる。
歩き始めて2時間後、氷河の上に出た所で朝焼けてくる。
今回のチーム、自分を含めて3名で登った。
リーダーは自分をロッククライミングの世界にいざなってくれたAkiraくん。
彼はここ数年夏の間、車での寝泊り&自炊生活をしながら
ロッキー周辺の岩や山を登っている筋金入りのクライミングバム。
そして紅一点のJunkoさん。現在働いているガイド会社の先輩ガイド。
そのおっとりとした口調と、柔らかく和み系な雰囲気とは裏腹にすごい情熱を秘めた人。
この夏は暇さえあればAkira君と岩に登っている。岩壁中毒患者路線まっしぐらな方。


普段は見ていないアンドロメダ山の南側にもドドーン!と氷河が
  氷河の上、道具を使うとこんなにも歩けちゃうとは驚いた!
冬山で風にさらされたりして硬くアイシーになった斜面をスキーブーツで歩く時の
「ここでツルッッと行ったら結構ヤバいよな…」の不安感無く歩ける。
大きなクレバスは当然避けて、軽くまたげちゃう程度の小さなクレバスをいくつも
渡りながらゆっくり確実に標高をあげていく。
途中急斜面トラバースを慎重に済ませたら後は登りつめていくだけ。

と、いうわけで7時間かけて11時15分に無事登頂!!


頂上で記念撮影


頂上直下の氷河 下にはクレバスが沢山!


いつも仕事で訪れる場所は遥か下方 すごい眺めだ…


アサバスカ山の北斜面(手前)とコロンビア氷原の一部(左上) 
  頂上ではあの山が何山だだの、思ったほどコロンビア大氷原は見えないだの、
3人で談笑。 2人が写真を撮りまくっている間に自分はゴソゴソしはじめる。

何をって?

滑走準備 …出発前まで悩んだんだけどスキー、持って登っちゃった!

数日前に雪が降ったとはいえ8月。数日間暖かかったし雪がいいはずは無し。
でも雪の残る山に登るなら…滑るために登りたいもんねぇ。
同時に「重たいし、雪も良くないはずだし辞めようかな?」とも思っていた。
でも 駐車場で仲間2人に「せっかくだし持って行きなよ」 と誘われ決断。
しかし登っている最中に既に結構後悔状態。
「重いよ〜、背中が重いよ〜〜。普段みたく足につけて歩きたいよ〜。」
そして山の上の方では突然の突風に板があおられ、
バランス失い吹き倒されそうになって怖い思いをすることも。
途中でデポしていくことも考えたが「ここまで登ったんだ、持って登りきってしまえ!」
…だから山頂で滑走準備なワケですが、滑る斜面が…無い。
頂上直下の北斜面の氷河の上に飛び込むわけにはいかないし、
南側はすぐ雪無くなるし…。でもここまで持ってきたから頂上から滑りたいし。
結局は頂上直下を南へ滑って、西側の登ってきた緩やかな斜面で数ターンを刻む。


スキー板で頂上が見えないよ、頂上が!


一応ここが頂上直下の滑走画像
  その先のシルバーホーンと呼ばれる場所ではもう少し斜度もあり楽しめた。
もちろん雪質が素晴らしく良いわけではないけど3ヶ月以上振りの滑走感覚。
楽しくないはずがありませぬ。


シルバーホーンは結構楽しく滑走


粉雪じゃぁ無くとも楽しい気分になれた
  この滑走の後、朝登ってきた氷河上を気持ちよくロングターンで滑走して
「あっ」という間に下山!となれば快適登山&滑走だけどそうは問屋が卸さない。
朝トラバースした急斜面、結構雪が緩んでいた。気温は結構暖かい。
横切りながら上の氷河を見て「すげぇ〜、でっけぇ〜!」なんて言っていたが、
雪が崩れたり、そんな氷河の一部が落ちてきたらひとたまりも無い。
急斜面で止まらず流されていったらその下にはでっかいクレバスが口を開けている。
自分は滑り降りたい気持ちも大きくあったけど、みんなの安全を考え相談し、
別ルートのAA氷河ルートを下山ルートにする。だから板はまた背中へ。
下りは重さはまだいい。しかしこの下り斜面が結構急。
バックパックの下に突き出たスキー板が岩に引っかかってバランスを崩させる。
前につんのめるように転びそうになったり、またまた怖い思いをさせられる。
そんなこんなで自分はどんどんくたびれていきペースが落ちてくる。
ゆっくりでも足は進み5時間かけて、夕方5時に全員下山。やった〜!!

後半、「登山の時は登山、スキーの時はスキーのつもりでやらないと
一人遅くなって迷惑かけたりもするし、欲張っちゃいかんな。」と思いながら歩いてた。
スキーを持っていくことに賛同してくれて、付き合ってくれた2人に感謝。

数日後、Junkoさんと揃って大氷原観光担当ガイドになった際に山を見ると雪崩の跡。
「あの時に落ちなくて良かったね〜」と2人で言ってました。いや〜、ホントよかった。

  とっても久し振りに
  もう一つの予告編にあった久し振りの体験は「乗馬」
実はこのときがウィスラーを離れてから初めての乗馬。
ここまで来るにはなかなかの遠い道のりがあったりする。

昨年はアサインされるも前日ハイキングツアーが入り、
自分がハイキング担当にアサイン変更で乗馬は出来ず。
そして今年の最初のアサイン時はやはりアサイン変更で行けず。
2回目は修学旅行の高校生ツアー。「ついに!」と思いつつお迎えにいくと、
朝生徒の一人が階段を滑り落ちてお尻を強打したらしい・・・。
しかし病院には行かず、馬には乗れずともみんなと一緒に牧場までは行くと言う。
牧場への道中、添乗員との話で生徒に何か変化があった時のために
どちらかは一緒に残った方がいいのではないか?という話になるが、
添乗員は乗馬に行きたがり結局自分が一緒に残ることに…。
「ロッキーでは乗馬には縁が無いのかな?」なんて思っていた所に
3度目の正直でついに乗ってきましたわ。ロッキー初乗馬!!


ガイド2名は颯爽と


参加者達はゾロゾロと…
  ウィスラーでは夏場はしょっちゅう、冬場も結構乗っていたわけですが、
正直なことを言ってしまうと自分にはここの乗馬は物足りない。
20人以上の参加者が、と言うより馬達が一列にゾロゾロと長〜い列を成して、
殆ど景色の変わらない森の中を とにかく単調に歩く。
ここまで頭数いたらグループコントロールが難しいから、
列が崩れそうな広い所に出たり、走らせてみたりは難しいんでしょうかね。
たまに急な登りや下りもあるから初めての人には緊張感もあっていいかもしれないが
2時間は初めての人にはちと長め。みんな降りた後には膝痛がってます。
普段股を開いた姿勢で2時間も過ごすことないですもんねぇ。
まぁ、大事なのはお客さんに喜んでもらうことであって、
自分が楽しむことではないからいいんですけど。
もっと楽しいツアーにするための改善の余地はあるのかなぁと。
ちなみに馬はとてもよく調教されていて反応よくていい感じでした。

  「しつこい」という声が聞こえてきそうな気もするけどやっぱりモレインレイクはイイ!
綺麗だったので今月2回目になっちゃうけどやっぱり掲載!!


山が映り込むのもいいなぁ


流木、浮遊ではなく置いてるように見える!

  〜イベントのお知らせ〜
  昨年の秋、カナダのヘリスキー・バックカントリーを紹介するイベント、
「カナダ・バックカントリーの夕べ」が催されましたが、
今季は更にパワーアップして行われるようです。
イベント名は「カナダ パウダー キャンペーン」 粉だ、粉!!
会場は昨年の3都市から、札幌・東京・名古屋・大阪・広島・福岡と6都市へ。
プレゼントもなんだかいろいろあるし、今季は事前申し込みも不要。
キャンペーン期間は約2ヶ月、更に各会場のオープン時間が長くて都合もつけやすい。
全てにおいてパワーアップしてるみたいですね。
気になるあなたはこちらをクリック↓
http://www.japanada.com/BCevent/BC2007.html

  いかがだったでしょう?予告更新。
8月は上旬を除いてはなかなか忙しく業務をこなすことが出来ました。
前半は遊べたわけだし、なかなかメリハリがあって良かったかな?
忙しかったけどポカが無かったのも良かった。(まだあと一日あるけど…)
忙しい中でも2回の更新ができちゃったのも良かったな、ウン。

最近は昼間と朝晩の気温差が激しくなってきて、
街中のポプラも黄色く色づいたものが多く見られるようになって来ました。
いよいよ本格的に秋が来るかな?
今後は東の紅葉に絡めたロッキーツアーで訪れるお客さんが増えてくることでしょう。
それが済んだらもうスキーシーズンは目前だぁっ!!     8月30日

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