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Past Kimagure

        〜 2005年5月のKimagure 〜


  5月です。いよいよ引越しの時がやって来ました。
自分の04・05ウィスラーシーズンも終了です。

今年もあっという間に滑りぬけてしまった。
今シーズンを振り返ってみると変わったシーズンでした。
積雪の少なめな状態でシーズンが開幕。
そして12月に入り降雪。この降雪後がまた変わっていました。
ウィスラーでは降雪後少し気温が上がり、雪が湿ってくることが多いにも関わらず、
この時期は降雪後も山の上で−10℃近い気温が続き軽い雪の状態が続きました。
楽しかったけど根雪にならないから、岩や切り株、倒木が埋まらず
思い切って攻めきれず、おっかなびっくり状態で滑っていたなぁ。
その後山の上まで気温が上昇。一度融けた雪が固くなりカリカリバーンの出来上がり!
クリスマスプレゼントに降雪があった後の年明けは寒かった・・・。
そして1月中旬!山の上まで信じられないほどの大雨。
ただでさえ少ない積雪がみるみる減っていきました。
その後も少しずつしか雪は降らず(しっかりパウダー頂いてましたが)、
2月下旬から3月上旬にはみんなから「もう春だよ・・・」「今年はもう終りだね」の声が。
確かに春のようなザラメ雪が多かったけど、そのまま終わらないのがウィスラー。
3月中旬から約一ヶ月、天気は崩れ11月から3月中旬までの積雪量と
ほぼ同量の積雪をこの一ヶ月間で記録しました。
そしていきなりの春!というか夏かな?と言う位の気温上昇。
寒暖の差が激しいと言うか、例年の「この時期は大体こんな感じ。」
というのが通用しない年でした。

自分の心に印象的だったのは、もちろん春の大量降雪があるけれど、
大雨の影響で雪の無い時期のウィスラーの底力!
他の地域のスキー場が営業を見合わせる中で、ウィスラーは営業を続けました。
雪を特定のコースに集めて滑走可能状態を保ったのです。
他のコースに全く雪の無い下山コースまでもオープンしていました。
マンパワーを使うことに賛否は色々あるでしょうけれども
やっぱり正直にすごいと思いました。
そしてそんな滑走エリアの限られた状態でも、日本から初めて訪れた人にとっては
まだまだ特大のスキー場であることには変わりがありません。
8シーズン滑ってもまだ滑りたいと思わせる懐の深さがこのスキー場にはあります。

そんなウィスラーで8シーズン、7年半強を過ごしてきましたが離れてみることにしました。
もっといろんなカナダを見てきます。
ウィスラーで過ごした間、お客さん、友人、会社の方たちと本当に沢山の人に
お世話になりました。感謝の気持ちで一杯です。
ウィスラーは初めてカナダに降り立ったその日から今日まで住んできた土地。
自分にとってはまさにカナダの故郷です。たまには帰省しようかな?(笑

ありがとう、ウィスラー。 行ってきます!
                                5月1日


  バンフに来て3週間が経ちました。ようやく少しは落ち着いてきた…かな?
ウィスラー内での移動はしてましたが、街を替える引越しは初めて。
生活の準備や、慣れていくことがこんなに大変だとは思わなかった〜。
引越しから今までを少し紹介しましょう。

  WhistlerからBanffへ引越し
本来5月1日にトラックを借りて出発のはずが
1日は車が無いからお前たちの予約は2日と
レンタルトラック屋から信じられない言葉!
2日の朝にバンクーバーまで車を取りに行く。
我が家の荷物はどう見ても自分達の車には多い。
2台で行くのは運転時間も長いし大変なので
大きめトラックで自家用車を引っ張っていくのだが、
そのトラックはでかかった!
荷物を詰め込んでも荷台の半分も埋まらない。
もうひと家族は一緒に引越しできたな、ウン!
荷物をまとめたあとはウィスラーに在住中
ずっと面倒を見てくれたお兄ちゃんのような存在、
SpeedyさんがBBQパーティーを催してくれた。






先輩・友人とお世話になった人達が
集まってきてくれた。
いつもの明るい、そしておいしい時間。
楽しい時間はあっという間に過ぎ去っていく。
いつもならばまた次回!なだけだけど、
今回はちょっと違う。約1000kmはちと遠い。
こんな素敵な仲間達と離れるのはつらい。
でも行こう!「ほかのエリアも見てみたい」
そう思って決めたのだから。
他を見てやっぱりウィスラーがいいならば
戻ってくればいいじゃないか!
「あの時行っておけばよかった」の後悔より
「あの時踏みとどまっておけば・・・、
ま、でもやりたいことやったし、いっか! 」
こっちの後悔の方がまだ気持ちがいい。
夜9時前に最後まで残ってくれた方々と
記念撮影をして、いよいよ出発!!
今回とった道はウィスラーから北周り。
何度乗馬に訪れたか知れない隣町の牧場、
WD Bar Ranch の前では牧場主のWayneが
待っていてくれた。 馬の絵が描かれた特大の
メッセージカードと優秀なスタリオン、チャーリーの
尻尾の毛で編んだ紐を用意してくれた。
お互いの住所と連絡先を交換し堅い握手。
再会を約束して牧場も後にする。
曲がりくねった山道を登ったり下ったりしていく。
真夜中にウィスラーも貫く慣れ親しんだハイウェイ、
99号線の北端に到着。さらば99号線。
この先の道は比較的走りやすくなるため
カムループス〜レベルストーク間と
ゴールデン〜バンフ間の後半は奥さんが運転。





そんなこんなで翌日朝10時にバンフに到着!
時差もあるから12時間の走行でした。
なぜそんなに頑張って夜通し運転してきたか?
家の引渡しをこの日の朝11時までにしないと
担当者がカルガリーへ行ってしまうため
夜7時以降にならないと出来なくなるから。
夜に引渡し後、荷物運び込みは面倒だ!
何とか間に合って良かった、良かった。
左の画像真ん中、3階がバンフでの家。
10月末まではここにいます。

  ロッキーを学び始める
  バンフは1998年にちょっとだけ来たことがあるけれどよく知らない。
ガイドしようって位なんだから、いろいろ覚えなくては!
少し生活が落ち着いてきたら周辺の散策をしてみる。
ドライブでバーミリオン湖、ミネワンカ湖、フードゥー、ボウ川を見て周り、
トンネル山に軽ハイキングしてみる。

ボウ川越しに見るバンフスプリングスホテル

フードゥー(左中ほど)とランドル山


トンネル山から東に広がる谷間


トンネル山からランドル山を眺める


バンフの街を見下ろしたら、天気悪っ!
う゛〜ん、観光客みたいだ。(笑
ま、でも見て覚えないことには案内できない。

さてさて、引っ越してきた当初は結構寒くて
街路樹も新芽を開いていなかったのに、
最近は青々としていい感じになってきました。
歩いていると植物が見られます。
ウィスラーであまり見かけない花が咲いていたり、
いくらでもあったツガの木を見かけなかったりと
植生の違いから違う場所に来たんだと
実感していたりします。

今度は植物達を紹介。


バイオレット


ジュニパー


プレーリークロッカス


シューティングスター


ビーナススリッパー
これからもっといろいろな花が咲くんでしょうね。
ロッキーの花の本を見ても知らない花が結構ある。
大丈夫かな〜?

このあたり 、野生動物も良く見かけます。
すでに見かけたものでは、
エルクや鹿、ビッグホーンシープにレイバン、
熊にリスに白頭ワシ、そしてマウンテンゴート。
ウィスラー周辺でも見られる動物もいるけど
出現率は断然こっちの方が高いかも。
まだ画像はあまりないんですけどね。


エルク


ミュール鹿
ビックリさせられたのがこいつ →
夜、家に帰ってきたら家の前で飯食ってるし。
今住んでいる家、しょっちゅうエルクが出ます。
飼ってるわけでもないのに…。

ま、グリズリーとかが出るより怖くないからいいか。


最後に大きめ画像で締めさせていただきます。





何とまぁ広いU字谷と谷間の森…スケールがでかいっ!


レイクミネワンカを望む
  山はゴツゴツまさにロッキー、動物達はウロウロ、ムシャムシャ。
そんなバンフは国立公園であり世界遺産でもある。
なんだか凄い所に来てしまったのかも!?
ロッキー新人ガイドとしてこの夏頑張ります!!
                             5月24日


           ドライブ観光 〜湖巡り〜

休日に午後からドライブにお出かけ!
10日ほど前に道路のオープンしたモレインレイクと
数日前に同じく道路のオープンしたピートーレイクがメインイベント。
今後仕事で行くこともあるから偵察しておかないと、という気持ちもあり。

とりあえずはレイクルイーズ村のパン屋さんでランチのサンドイッチを購入。
最初に向かったのはレイクルイーズ。たくさんのお客さんで賑わっていました。
まずは腹ごしらえ、湖畔のベンチでランチをほおばる。
ここからはよく整備されたハイキングトレイルがあるが今回は登らない。
ハイキングツアーでも使うらしいから、また機会をみて偵察兼ねて歩きに来よう。


2週間前に来た時はまだ凍っていたレイクルイーズも解凍済み!
  続いてはモレインレイク。ここはちょっと小山を登ると少し高い所から
湖を見下ろすことが出来る。あれ?水が少ない・・・。
これから雪解け、氷河解けが進むと水位も上がってくるのでしょう。
この湖を取り囲む山々ではロッキー山脈特有の山肌の地層を簡単に確認できる。
そして今の時期はそこに雪が積もっているから、よりいっそう際立つ。

ふと、7年前にウィスラーからの旅で訪れた時と比べて気がついたことが2つ。
ひとつはよく置かれている説明文の看板を、読む努力をするようになった。
昔は英語がさっぱりで、見てもチンプンカンプンだったもんなぁ。
…って、今でも大して変わっちゃいないんですけどね。ただ読む努力はすると。
そしてもうひとつは画面中央、やや左の山のコルから湖へのシュートが気になる。
「かなり急だけど、もしかして滑れるんじゃないか?」
7年前には思いもつかなかったことを考えるようになってるんですね〜。


個人的に好きなモレインレイク
  今度は進路を北へ向けてピートーレイクへ。
これがまた結構距離を走る!
でも道は広いし、他の車も大して走っていない。
周りには深い森とカナディアンロッキー。走れちゃうもんです。
大型バスはまだ入場出来ないのと、午後遅くということもあってか
空いてるピートーレイク観光となりました。
昔来た時は、次から次へと大型バスのお客さんがやってきて大変だった。
だってこの展望台、大勢にはちっちゃ過ぎるんだもん。


ピートーレイクは部分的に色が違いました
  今回もまたまた動植物にも出会えたからこちらも紹介!


縞があるけど地リスです


バターカップ


ウエスタンアネモネ


グローブフラワー
  風の強いボウレイク湖畔を散策した後はバンフへ向かってまっしぐら。
道中周りの山や森がなんだか赤い所があるな〜と思っていたら、
雲から覗く太陽が赤く、そしてその周りの雲も赤く染まってました。
雲のかかっていない所の太陽の光は通常通りだったんですよね〜。
なにか不思議な感じでした。


ボウレイクはまだ一部凍ってました。


なんかね〜、夕暮れでもないのに太陽と雲が赤かったんです、ここだけ。???
 

「ちょっとドライブへ!」ってノリでロッキーの山々に囲まれたドライブ、
そして数々の氷河湖へ出かけられちゃうなんて贅沢かも?
と思わずにはいられない午後でしたとさ。          5月29日

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