2005Winter


  05シーズンに「Kimagure」で紹介した遊びの滑走の記録です。

 

   粉雪滑走画像集

この冬降雪に恵まれなかったウィスラーですが3月中旬からはよく降った。
Web管理を始めてからは撮影される側に回ることの少なかった管理人ですが
ひさびさに粉雪滑走シーンを撮影してもらったので紹介します。
*下3点全ての画像撮影 Hayahiko Takada Speedy氏



一晩で43cm積もった4月1日に撮影のツリーラン


春の嵐 猛吹雪です! 4月1日撮影


7th Heavenにて3月27日撮影


 

   山上テント泊 お月見ツアーの巻

2月22日 この週は連休をもらい、 天気もいいからテントを持って山の上に宿泊。
この日は満月2日前、山の上で月夜を眺めることにする。
メンバーは佐藤家2名とプロカメラマンToshiさんの計3人。
・・・なにせテントが3人用ですから。

用事が片付かず午後からの出発。 ま、もともとのんびりする予定だったしそれも良し。
今回はスキー場の営業終了迄にスキー場山頂に到達できれば全然OK。
「今日は帰りを気にしないでいいんだからさ」と気軽そのもの。


ここの所山の上まで気温が上がったり、
晴れ続きで強い陽射しに照らされていたせいで
移動中の足元にある雪の質は今ひとつ。
それでも自分達がいる標高の真北斜面では
そこそこ良い雪質になっていた。
他は陽射しで融けた雪がその後の冷え込みで
固まって滑りにくいったらありゃしない。

そんなこんなで移動しているうちに、もう夕焼け。
夕焼けをじっくり堪能した後にはテントを設営。
夕食の準備中にもどんどん暗くなっていく。
夕食を食べてお腹が落ち着いたら今度は月見。


月を手の平の上で転がしてみる!?


様々な色を見せてくれた夕焼け


月明かりの中に浮かび上がる山々


心を和ませるろうそくの灯火
穏やかな山の上でのんびりと過ごすのはいい。
泊まりは日帰りには無いひとときも与えてくれる。
夕日や月夜を眺める時間ももちろんそうだけれど、
普段はなかなか話さないような内容の話を
のんびり、じっくりと出来たりもする。
ろうそくの灯火を囲んでちびちび飲むのも良かった。

月明かりに照らされた斜面の明るさにやっぱり!?
滑りたくなってしまい、ルート確認なども始めるが
今回は北斜面の限られた場所しか良い雪が無い為
粉雪は翌日にとっておき月明かりでの滑走は無し。
適当な所でテントに入り、寝袋に潜り込む。Zzz・・・
 

明けて2月23日 朝、テントから外に出てみると素晴らしい快晴!
すがすがしい空気の中、朝食を食べてからキャンプを撤収。
トローリー氷河上の北斜面を滑る。思った以上にいい雪だったから、
テントなどの装備は安全な場所に置いて、斜面を登り返してもう一本滑走!
ヘリスキーグループも朝一の一本でこの斜面を滑走。3グループほど飛んできた。
最初のグループより先に滑れてしまったのはちょっと嬉しかったりして。 (笑
でもヘリスキー組はこの後、もっと奥地へとパウダー求めて飛んで行き、
たっぷりパウダー滑走後はヘリコプターで麓までひとっ飛び!お金を出せば楽チン!?
自分達はもちろん歩いて登って麓を目指します。



翌朝も予報通りいい天気!


Toshiさんが登って行く


後方にそびえるトレモア氷河末端


また月が昇ってきたぞぉ
  午前中のパウダー滑走後はスキーエリアを目指して戻っていく。
のんびりしすぎた&途中自分のトレッカー(登行具)の調子が悪くなるなどあり、
予定外にこの日も夕暮れを山の上で迎えてしまう。
綺麗な夕日やそれに照らされる月も眺められて良かったのかも知れないけれど、
やっぱり予定外の夜間行動は望ましくないなぁ。
・・・予定通りの夜間滑走での下山は結構やったことあるけど。(苦笑
しかし連休って、やっぱりいいもんですね。たっぷり遊べちゃう!

  今回の「山上テント泊・お月見ツアー」報告はまだ終わりません。
一緒に遊びに行ったToshiさんが専属カメラマンのごとくバシバシ撮影してくれた
素敵な画像の一部を紹介させていただきます。












  自分の画像よりも、この日の雰囲気がより伝わってくる気がするのは気のせい?
プロはそこにある風景だけでなく雰囲気までもファインダー越しに切り取り、
画像として残すことができるのでしょうか?


 

   Spearhead Traverse の巻

2月14日の晩、ヘリスキー会社で働くJunichiくんに誘われて
翌15日はスピアヘッドトラバースへ出かけてきました。
このスピアヘッドトラバース、ウィスラーでは人気のあるツアーコース。
ブラッコム山を含むスピアヘッド連山とウィスラー山を含むフィッツシモンズ連山を
いくつもの氷河を渡りながら一周しちゃおうというもの。
2人ともこの日一日しか休日が無かったから日帰りで決行!
できるだけ荷物は軽くして、でも食料と水は普段以上に持って家を出発!

*氷河と岩山と雪・・・、見る人によっては同じような画像ばかりでつまらないかと思い
画像へのコメントに加え撮影時間を入れてみました。
少しでも臨場感が出るかな?と思ったりしたもので・・・。



いよいよツアースタート 9:49撮影


ブラッコム山、東稜鞍部から南の眺望 10:06


スピアヘッド山南斜面もいい斜度 10:35


デッカー氷河上に口を開けるクレバス 11:05
  まずはブラッコム山にリフトを使って上がっていく。朝一のゴンドラに乗車するも
Tバーリフトのオープンが遅れしばらく待機。
Tバーのオープンとともにブラッコム氷河に抜け、トラバース。
ここがバックカントリーの入り口となる。
ひと登りでブラッコム山の東側鞍部に出る。ここで次のルートを目でみて確認。
少し滑走した後に、たくさんオープンクレバスのあるデッカー氷河を登っていく。


デッカー山南東斜面 11:20


トローリー山を望む 11:20


パティソン山に向かい氷河上を歩く 11:55


トローリー氷河上はほぼまっさら 12:20


トレモア氷河とトレモア山、広いなぁ・・・ 12:27 
  デッカー山とトローリー山の鞍部を抜けてトローリー氷河に降りる。
4ターンほどした後は高度を維持するためにトラバース。
適当な所でスキンをつけて再び登りだす。足元にはいい雪。
滑りたいけど前に進んでいかなければ・・・。
何故かと言うと、氷河エリアを明かりのあるうちに渡りきってしまいたいから。
暗闇の中ではルート探しが明るい時に比べて難しくなる。
特に今年は積雪が少ないため、多くのクレバス(氷河の裂け目)が口を開けているから
暗い中での氷河上の行動はできるだけ避けたい。
パウダー滑走とクレバスへの落下を天秤にはかけるまでも無い、先を急ごう!
パティソン山北稜からトレモア氷河に滑り降り、また登り出す。
この氷河の登行中に自分が燃料切れ!
氷河上でランチを取って休憩。燃料補給後は快調に登る。


マクベス山の南西にあるカーテン氷河 14:16


パートナーのJunichiくん 14:16


プラットフォーム氷河上を行く 14:17


見慣れない角度から望むフィッスル山 14:33


より近くに迫ったカーテン氷河 14:33


リップソウ氷河とその向こうは!? 15:00
  トレモア山の北東稜を越えるとプラットフォーム氷河上に出る。
この氷河はウィスラー山スキー場から眺めることもできる場所。
この辺りからは普段西斜面や北西斜面を眺めているフィッスル山を北東から望める。
見慣れた山も見る角度を変えると随分違って見える。 なんだか新鮮!
プラットフォーム氷河をスキンをつけたまま少し下り、短い登りを上がっていく。
その先にはリップソウ氷河が広がる。
この氷河もその先に広がる山並みもスキーエリアからは見えない。初めて見る景色だ。
滑走に良さそうな斜面が広がるがここもトラバース。


リップソウ氷河を見上げる 15:20


マクベス山南東稜とネイデン氷河 15:25


とにかく広いネイデン氷河 15:25


マクベス氷河上に出る 15:38


マクベス氷河でパウダー滑走 15:52


フィッツシモンズ氷河に向かう 15:59


間近に迫ったフィッツシモンズ氷河とJunichiくん 16:00
  トラバースで標高をそれほど落とさなかったためほんのひと登りで
ネイデン氷河へと出られた。ここはウィスラーヘリスキーが使うランの中でも
一番長い距離を滑ることのできる氷河らしい。しかしここも当然トラバース。(泣
このトラバースを終えてマクベス氷河上に出るとようやく、
ホントにようやく本日唯一と言っても良いそこそこの距離の滑走!
でもその前に、これから進んだ先にあるエリアを見ておく。
待ちに待った滑走は雪も滑りやすくていい雪で、気持ち良かったぁ。
そしてフィッツシモンズ氷河のトラバース。
ここには氷河の崩落によるものと思える雪崩の跡もあった。
積雪は安定していても、魔物でも住んでいそうな何かイヤな雰囲気の漂う
急斜面に囲まれた谷間を慎重に進んでいく。もっとも緊張した場所だった。


急登の最中に日没が迫る 17:17


山々が夕日に染まる 17:22


今宵は半月 17:38
  フィッツシモンズ氷河上を抜けると今度は急登。
所々新雪の下に隠れている氷のようなクラスト層まで雪が崩れてしまい、
歩きにくい所もあり時間もかかる。登っている最中に日没の時間になり、
しばらくして山々が綺麗に染まりだした。
夕焼けが終りしばらくするとどんどん暗くなっていく、急がなくては!
この先にまだひとつ氷河が残っている。


空の色がだんだん変わってきた 17:39


オーバーロード氷河上に出る 17:49


なんだかわかりませんね、こりゃ 18:42
オーバーロード氷河上に出たのは18:00前。
ここで夕焼けは予定より少し遅れている。
そこでJunichiくんと相談して、当初の予定だった
最後の氷河を登るのは時間もかかるし辞めにして、
少しでも見えるうちに氷河エリアを滑走。
登りが増えても安全策でゆっくり帰ることにする。

そして日は暮れ暗くなった・・・。
それでも徐々に暗闇に目が慣れて来る。
フィッスル山の北側を歩いている時に
山と月を夜景モードで撮影したのが左の画像。
「ダメだこりゃ」と諦める。人間の目って凄いなぁ。
山がちゃんと見えていたんだから。
  フィッスル山の西側、ラセットレイクのほとりにある山小屋で30分ほどのんびり休憩。
この先には氷河も無く緩やかな斜面が続くから比較的安心。
暗くなった中を半月の明かりで進んでいく。ヘッドランプもあったけど雪山に
月明かりは結構明るく、ランプを点けずとも充分。
最後はミュージカルバンプスを経てウィスラースキー場へと滑り込み、
夜のゲレンデを圧雪車に注意しながら滑走して下山。

ブラッコムスキー場からエリア外へと登り始めたのが午前9時50分。
麓のビレッジに滑り降りて来たのが午後10時25分。12時間半の長い一日だった。
次回は泊まりで行って数々のおいしそうな斜面を滑りながら移動したいな。
本当に疲れたけど、凄く楽しめた一日だった。


 

   今シーズン初! 遊びでバックカントリー の巻

2月3日の一晩に積もった積雪は28cm!でも仕事でしばらくパウダーはお預け。
降雪から4日目、2月7日にやっと時間が出来た時には
ゲレンデ内はあらかた食い荒らされてるし。
天気は快晴、それならばとウィスラーバックカントリーのオーボエ山を目指して出発!



誰も滑っていない新雪斜面に自分のトラックを刻む快感を味わう
  さて、いよいよ滑走!膝上ノートラックは滑走できるんだけど、なんだかヘン・・・。
「サイコーっ!!」って雪では無かったなぁ。
降雪時とその後あっちこっちに吹く方向を変えた風の影響に加えて、
新雪の下に埋まる固い雪の層との兼ね合いなどありヘンな雪だったみたい。
こっちはスキーで必死にバランスとりながら滑っているのに、
ボードに乗る嫁はいい雪舞い上げてる。
「今日の雪はボードの方が楽しいかも・・・」とちょっとねたんでみたりする。(笑


画像では素晴らしい雪に見える・・・けど!?


やっぱり、青空にノートラックはいいっ!
  実はこの日が今シーズン初のフリーで出かけるバックカントリー。
2月に入ってからが最初とは今年は遅い始まりになったなぁ。


 

   仲間達と粉雪滑走 の巻

2月1日は降雪後のフルートボウルを滑走。(今季よりスキー場エリア内)
ホントはエリア外に遊びにいくつもりで用意したけど、天候の不安定さもあり
お客さんが少なく雪も荒れていないためエリア内で滑走。それでも充分満足。
メンバーはレンタル屋のお兄さん、お姉さん、お土産屋さんのお姉さん、
日本食レストラン寿司シェフ、 日本食レストラン従業員、一流ホテルの菓子職人、
それにパウダースキーヤー!?の7名。使う道具もスキー・テレマーク・ボードと多彩。



レンタル屋のお姉さん、まずはツリーランで軽くひと滑り


ツリーラインをテクテク登っていきます


森林限界辺りまで登ります
  このフルートボウル、先シーズンまではバックカントリーエリア。
今季より登る道とスキー場へ戻る道ははっきりつけられたものの新設リフトは無し。
滑るためには自分の足で登らなければなりません。
だから遅くまでパウダーが残ってます。


久し振りに管理人登場(笑


滑り手のストックしか見えない程の雪???


レンタル屋のお兄さん(Tele)アップで登場


自分の滑走ラインと記念撮影


今日のランチは、どでかサンド!


いつでもランチを狙う訪問者(カケス)
  どでかサンド、ビレッジ内の「イングリッズ」にて購入。
$5〜6で腹いっぱいになるサンドイッチが買えるのでお勧めです。
そんなランチを狙っていつも寄ってくるのがグレージェイ。
通称ウィスキージャックと呼ばれるカケスの仲間。
目の前に置いてある食料どころか、手で持っているものまで持ち去ることもあるツワモノ。
どんどん集まってきて10羽近くに取り囲まれると結構コワイかも!?


午後遅くには天候回復で晴れ間も覗きナイスラン!!
  久し振りに仲間達と山の中で過ごすフリーの時間、いい時を過ごせました。

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